会長あいさつ

第5代ADADA会長として、アジア地域におけるデジタルアートとデザインに関する学術研究において、ADADAが引き続きリーダーシップを発揮していくことを強力に推進してまいります。

インターネットや情報技術の発展により、生活環境も大きく変化し、多様化・高度化しています。そのなかでデジタルアートアンドデザインは、これまでにない価値・産業を 新たに生みだしており、多様で持続性のある社会の構築への貢献を高めています。このような社会の変化にしなやかかつ戦略的に対応するためには、アジアの力を繋ぎ、横断的なネットワーキングによって、深い専門性に加え多様な方法論や技術の持続的研鑽を行う活動が求められます。

2011年理事会で前坂井会長から会長職を引き継ぎました。設立から10年目の節目を迎える本学会は、2012年度からはADADA internationalと冠したアライアンスを結成し、台湾からデジタルメディアデザイン学会が、韓国からはADADA韓国に加え、韓国デザイン学会、韓国融合デザイン学会、韓国デジタルデザイン学会が参加することとなり、国際的に大きく飛躍します。